秋の勉強会2023を開催しました
- 2023年10月30日
令和5年10月21日(土)、ほんのり木立が色づき始めた薄曇りの日、恒例の「秋の勉強会」を開催しました。
株式会社ダスキンさんより祈りの経営研究所 所長の寺田 豊氏を講師にお迎えし、「祈りの経営の人づくりについて~祈りの経営の継承と一燈園智徳研修~」と題するご講演をいただきました。
今年の秋の勉強会は例年より、外部からのお申し込みが多く(例年の約3倍)、当初から一般の関心の高さがうかがえましたが、ご講演後には、充実した活気ある表情で会場を後にされる方々が多いのが印象的でした。
ご講演では、まず「祈りの経営」を生涯追求された創業者の鈴木清一さんのこと、そして「一日一日と今日こそは あなたの人生が(わたしの人生が)新しく生まれ変わるチャンスです」で始まり「損と得とあらば損の道をゆくこと」「喜びのタネまきをすること」と続く創業以来の経営理念(毎日唱和されているという)のこと、それから具体的にはどのように事業を展開されてきて現在に至るかについてお話しくださいました。
「祈りの経営」の理念とそれを実現するための技能の習得のために、当初から教育・研修制度を非常に重視されてきたこともわかりました。
創業以来、常に時代の求めに応じて創意工夫され、年を経るごとに大きく発展されてきたことには、謙虚さに裏付けられた絶えざる努力があったわけです。
ダスキンさんの事業の一つであるミスタードーナツの研修施設である「ミスタードーナツカレッジ」では、研修の最初に、一燈園の智徳研修会にご参加くださるとのことですが、その一燈園智徳研修会の意義について、
“日常から切り離された環境で、生かされていること、働くことの意味(座学ではいくら言葉を尽くしても伝えることができない人間として大切なこと)を体験を通して学ぶ”
と表現くださいました。
私共も、時代の声、ずっと共にある光友さん方、智徳研修会へのご参加を志される研修生方の姿と声に耳を澄まし目を凝らして、少しでもお役に立ち喜びを共に分かち合えるよう、心を新たに取り組んでまいりたく存じております。