「令和五年 一燈園 春の集い」が開催されました
- 2023年04月27日
4月15日(土)に「一燈園 春の集い」が開催されました。終日、生憎の雨模様でしたが、関係者および学園の生徒(中高生)を含め、一五〇余名が参加しました。
午前の部では、西田多戈止当番ならびに野田龍三全国光友会当番の挨拶の後、出席者全員で「地球に感謝とお詫びの黙祷」を捧げました。
それから、非常にユニークな「トイレ研究家」の白倉正子さん(トイレ専門企画会社「アントイレプランナー」代表)にご講演いただきました。
白倉さんは、二十二歳で研究活動を始めるにあたり、一燈園で六萬行願を体験しておられます。以来トイレ研究家として、トイレに関する著作や講演、イベント企画などのほか、テレビやラジオ番組にもよく出演され、多方面で活躍されてこられました。
ご講演は「トイレから地球革命!~地球感謝をトイレから実践!~」とのタイトルで、非常にスケールの大きな、それでいて具体的で説得力のあるお話をお聞かせくださいました。
トイレ掃除のコツから、そもそも「トイレって何?」との振り返り、国内外の様々なトイレや最近の話題である「女性用」を「共用」した公衆トイレなど具体例の概観、さらにSDGsを視座に入れつつ「トイレから見える社会」のことなど、盛り沢山の充実した内容を、大変興味深く伺いました。
午後の部では、一燈園にご縁の深いヴァイオリニストの池田沙弥さんと、ピアニストの坂口航大さんが、馴染み深い曲の数々を素晴らしい演奏で、お聴かせくださいました。
燈影学園の校舎という、演奏者と鑑賞者とが間近に接する会場であったことや、演奏の合間に朗らかに曲解説をしてくださる演奏者お二方の雰囲気をうけて、終始和やかで心地よい会場でした。
名残惜しい美しい春の一日を、皆様と共に過ごせました喜びをお伝えいたしたく、ここにご報告申し上げます。