総路頭がおこなわれました。
- 2020年11月25日
2020年11月7日 (土)、一燈園総路頭がおこなわれました。例年8月に実施されてきた総路頭ですが、年々厳しさを増す夏の暑さを鑑み、今回から11月におこなわれることとなりました。路頭へ発つ側は同人を中心とする44名、光泉林を預かる側は、光友会会員・事業部職員を中心に80余名が出席し、総勢120名余りが参加しました。当日は雨の予報でしたが、何とか天気はもちこたえ、曇天の一日となりました。
当日午前8時30分、参加者全員が学園校庭に集合し、照る日の鐘を合図に一燈園総路頭がはじまりました。西田多戈止当番、野田龍三全国光友会当番からそれぞれ挨拶があり、その後、門前の疏水の橋に場所を移して、西田当番から預かり当番を務める野田氏へ金庫の鍵が受け渡されました。無所有・無一物という姿に帰った路頭者一行は、預かる方々の合掌に見送られながら托鉢先の諸羽神社へ向けて光泉林を発ちました。
諸羽神社では、最初に参拝した後、境内の落ち葉を掃き集めたり、拝殿や手水舎を拭き上げたり、湧き水で雑巾を濯いだりしながら、約一時間の清掃をおこないました。清掃を終えると、年に一度の総路頭によって天香さんが示した原点に帰る覚悟と大切さについて西田当番からお話がありました。光泉林に残って預かる側は、総寮3階でおこなわれた光友会主催の勉強会に参加し、世話人の方々の講演を聴講して学びを深めました。
路頭者一行が帰林すると、全員参加の引き継ぎ式がおこなわれました。金庫の鍵が再び西田当番のもとへ戻され、本年の総路頭も無事に終了いたしました。お祈り添えをいただきました皆さまに、衷心より感謝申し上げます。