「秋の集い」が開催されました。

開会式で挨拶する西田当番

　10月21日(土)に「秋の集い」が開催されました。

　午前の講演会では、作家・神渡良平氏にご登壇いただき、「天香さんと弟子たち」と題してお話を伺いました。初期の一燈園を背景に語られた、天香さんや天香さんをとりまく同人たちの真摯な生き方に、多くの方が胸を打たれたでしょう。また、氏ご自身の経験や、著名な讃美歌「アメイジング・グレイス」の作詞者として知られる英国の牧師ジョン・ニュートンの人生を振り返りながら、「人はいくつになっても変わることができる」と力強く訴えられ、勇気づけられた方も多かったことと思います。

　午後の部は企画三本立てでした。

　燈影学園少林寺拳法部顧問・濵田侑希先生からは、近年、活躍著しい同部の近況をお話しいただきました。部員のみなさんの明るい奮闘ぶりを、心から応援せずにはいられません。

　同じく燈影学園の安田壮翔君は、坂本龍一作曲「Seven Samurai」、草川信作曲「夕焼け小焼け」の2曲を、尺八の物寂びた音色で演奏してくれました。

　最後は、すわらじ劇園「Stand Up　あきらめない君へ」です。絶望のなかでも人は変われる、午前の部の神渡先生のご講演にも通じるようなメッセージが印象的でした。

　心配されていた台風の影響も少なく、おかげさまで充実した集いになりました。心より感謝いたします。