一燈園「秋の集い」ご案内
- 2017年10月03日
今年の「秋の集い」は10月21日(土)に開催されます。
午前の講演会には、作家の神渡良平(かみわたり・りょうへい)氏をお招きし、「天香さんと弟子たち」と題してお話しいただきます。
神渡氏は1948年、鹿児島にお生まれで、九州大学医学部中退後、新聞記者、雑誌記者を経て独立されました。38歳のときに脳梗塞で倒れ、一時は半身不随となられましたが再起。この闘病生活中に、人生はたった一度しかないこと、どのような人もなすべき使命をもってこの地上に送られていること、この宇宙の大いなる仕組みに即して建設的に前向きに生きるとき、実りある人生が開けること――に目覚められました。その後、この時期に書き始められた『安岡正篤の世界』(同文舘出版)がベストセラーになり、以後、文筆をとおして人々の覚醒に助力されるべく、「人は何によって輝くのか」をテーマに、著述や講演に尽力される多忙な日々を送っておられます。
このたびの講演会では、氏のこのような独自の視点から、天香さんと、天香さんを取り巻く人々の姿を生き生きと描き出して下さることと思います。
午後の部は企画3本立てです。
まず最初に、近年、世界大会にインターハイに大活躍の燈影学園少林寺拳法部の近況を、同部の顧問でいらっしゃる濵田侑希(はまだ・ゆうき)先生にご報告いただきます。
次いでは、一燈園中学校3年生・安田壮翔(やすだ・たけと)君による尺八演奏です。安田君は、都山流尺八の第一人者・三好芫山先生の指導の下、多くのコンクールで入賞を果たし、演奏活動にも精力的に取り組んでいます。この活躍が評価され、今年は第12回京都私学振興会賞も受賞しました。日頃の精進の成果を存分に示す名演を聴かせてくれるものと思います。
最後は、すわらじ劇園による演劇「Stand up あきらめない君へ」(一幕)です。将来を嘱望されながら、交通事故で夢を断たれた高校2年生のバスケットボール選手が、絶望のなかで見た光とは――
以上、盛り沢山の企画をぜひ、お楽しみ下さい。皆様方のご参加を衷心よりお待ち申し上げます。
日時:10月21日(土)
会場:一燈園光泉林
会費:3,000円(昼食込)
参加ご希望の方は、電話、ファックス、郵便、Emailにてご連絡下さい(お問い合わせページからもご連絡いただけます)。どなたさまも自由にご参加下さい。