「秋の集い」が開催されました。
- 2016年10月24日
燈影学園少林寺拳法部クラブ旗
10月15日(土)に「秋の集い」が開催されました。
午前の講演会では、NPO法人「空援隊」専務理事・倉田宇山氏にご登壇いただきました。「終わらない戦争〜戦後72年を経て」というタイトルのもと、空援隊の活動と、我が国の遺骨収集事業の現況について詳しいお話をうかがうことができました。戦争は終わったはずなのに、今なお、多くの戦没者の方々が祖国に帰れずにいる現状に、胸を痛められた方は多かったでしょう。
午後の部においても、今年の7月に空援隊と、一燈園も加盟する国際宗教同志会との共催事業として行われた遺骨調査と神仏合同慰霊祭(サイパン島)の模様を記録したDVDが上映されました。収集事業の実際について、よりいっそう理解を深めることができたのではないでしょうか。
午後の部(後半)では、一燈園中学校少林寺拳法部が全国優勝(第10回全国中学生少林寺拳法大会・男子団体演武の部)を果たされたことを記念し、燈影学園少林寺拳法部の皆さんに日本一の演武をご披露いただきました。また、演武に先立ち、顧問の濱田先生より、「五年間の歩み」と題して、クラブ創設から念願の全国優勝に至る苦難の道のりが熱く語られ、聴衆の胸を打ちました。
冒頭の写真は、このたびの快挙を称えて西田当番より贈呈されたクラブ旗です。燈影学園少林寺拳法部が、今後、この天香さんの「不二」の文字のように、ますます力強く活躍されることをお祈りいたします。
朝から夕まで、催しの運営にご協力いただいた皆さまは誠にご苦労さまでした。雨がちの天候にも重なることなく、よい集いになったと思います。感謝いたします。