一燈園「秋の集い」が開催されました。
- 2015年10月21日
10月17日(土)に「秋の集い」が開催されました。
午前の部では、恒例の講演会に先立ち、先に「天香さん・照月さん行願姿像」をご制作いただいた山口栄太郎先生に感謝状と記念品を贈呈いたしました。この像は、一燈園開創110周年を記念して、今年の4月に天香さんの生地・長浜市に寄贈されたものです(詳細は2015年5月11日付の記事「愛染会が行われました。」をご覧下さい)。
続く講演会では、西田多戈止・一燈園当番にご登壇いただき、「戦時下天香さんから十三歳の少年が学んだもの」と題してお話を伺いました。暗い時代に戦争という愚行の根源をはっきりと示される天香さんの姿が武少年の目を通して生き生きと語られ、聴く人の心に強い印象を残したことと思います。
午後の部では、燈影学園の紹介DVD「一人 ひとり 輝く学校」が上映されました。また、一燈園高等学校少林寺拳法部2年生の三谷浩生さんに、「少林寺拳法とは」と題してご講演をいただきました。プレゼンテーションソフトウェアを駆使し、要所要所に他の部員の方々による演武を交えての見事なお話しぶりに、会場からは感嘆の声があがりました。
朝の維摩祭にはじまり、会場準備や食事の用意、喫茶の運営や後片づけなど、ご協力いただいた皆さまは誠にご苦労さまでした。天候の心配も杞憂に終わり、終始、見事な秋晴れで、よい集いになりました。感謝いたします。