一燈園「春の集い」が開催されました。
- 2015年05月11日
4月18日に「春の集い」が開催されました。
今年は恒例の聖徳太子祭に続き、開会式に先立って「天香さん・照月さん行願姿像」のお披露目と入魂式が開催されました。この像は一燈園が昨年、創始110年を迎えたことを記念し、天香さん生誕の地・長浜市に寄贈するべく制作され、このたび完成したものです。制作にあたられた彫刻家・山口栄太郎氏にもご登壇いただき、天香さんと一燈園への深い思いをお話しいただきました。その後、西村惠信先生(花園大学名誉教授・禅文化研究所所長)より「花のありか」と題してご講演を賜り、平易でありながら奥深いお話に感銘を受けつつ、午前の部を終わりました。
午後は筍づくしの昼食の後、一燈園のテーマパーク「サンメッセ日南」で4月13日に行われた開園記念式典の様子がビデオ上映を交えて報告され、次いでパーカッション奏者・小松玲子氏によるサヌカイト(讃岐石)演奏が行われました。サヌカイトはサンメッセ日南の「地球感謝の鐘」の素材であり、叩くと金属のような澄んだ音を響かせる不思議な石で、その柔らかい響きとゆったりしたメロディーに多くの聴衆が魅了されました。
不順な天候が続いた4月でしたが、この日は終日、好天に恵まれ、充実した内容でお客様に喜んでいただくことが出来ました。ご来林下さったお客様は115名、在林者、学園生徒・教職員、各事業部の職員等も合わせて総勢327人で天香さんの生誕143年をお祝いすることができました。天香さんに私たちの思いが届いたことと思います。深く感謝いたします。