一燈園「春の集い」ご案内

　今年の秋の集いは4月18日に開催されます。

　午前の部では、恒例の講演会に先立ち、「天香さん・照月さん行願姿像」のお披露目と入魂式を行います。
　私ども一燈園では、昨年の創始110周年を記念し、創始者・西田天香さんと法喜・照月さんの木彫像を制作し、天香さんの生地・滋賀県長浜市に寄贈する企画を推進してまいりましたが、このたび、寄贈に先立ちまして、春の集いにて開会式を兼ね、像の関係各位へのお披露目、ならびに入魂式を執り行うことといたしました。是非、ご参集下さいませ。
　続く講演会では、今年は花園大学名誉教授・禅文化研究所所長の西村惠信（にしむら・えしん）先生を講師としてお迎えいたします。
　西村先生は御年2歳で出家して僧籍に入られて以来、ひとえに禅の道を歩んでこられました。花園大学仏教学部を卒業後、南禅寺の柴山全慶老師の室にて参禅弁道。その後、米国留学を経て、京都大学大学院にて宗教哲学を研究され、1993年には愛知学院大学より文学博士の学位を受けられました。また、1971年に花園大学文学部助教授にご就任、以来、同大学教授、副学長、学長などを歴任され、退職後、現職に至っておられます。
　この度のご講演では、「花のありか」と題しまして、ご自身の深いご体験と学識から、大乗仏教の「空」と「縁起」について平易にお話しいただく予定です。

　午後の部には、一燈園のテーマパーク「サンメッセ日南」（宮崎県日南市）の20回目の開園記念日を祝い、皆様に記念式典の模様をお伝えする報告会を企画しています。サンメッセ日南は、7体の巨大なモアイ像と日南海岸の絶景で多くの方々に親しまれている自然公園ですが、同時に、「地球感謝の鐘」を中心に据え、一燈園生活の理想を示す「祈りの広場」でもあります。式典では、内外の錚々たる宗教指導者の方々に「地球への感謝のメッセージ」を読み上げていただきます。その他、様々な催しの様子を、ビデオ上映なども交えてご報告申し上げる予定です。また、式典でも演奏して下さる著名なパーカッショニスト・小松玲子（こまつ・れいこ）氏をお招きし、「地球感謝の鐘」の素材でもあるサヌカイト（讃岐岩）を用いての音楽演奏をご披露いただきます。サヌカイトの神秘を湛えた澄んだ音色をお楽しみ下さい。

　皆様のご参加をお待ち申し上げます。

　　日時：4月18日(土)

会場：一燈園光泉林

会費：3,000円（昼食込）

　参加ご希望の方は、電話、ファックス、郵便、Emailにてご連絡下さい（お問い合わせページからもご連絡いただけます）。どなたさまも自由にご参加ください。